今や全国的人気の船のタコ釣りですが、そのタックルは年々進化し続けています。
エギタコの釣りが広がってからは、その勢いは増すばかりですよね。
各社からオススメのロッドが発売されていますが、今回はアルファタックルの2021年度オススメの船タコロッドを紹介します。
アルファソニック 餌木タコ180ti LTD
「アルファソニック餌木タコ180ti LTD」は、穂先にチタンをまとった超高感度のエギタコ釣り専用ロッドです。
この竿の特長は、何と言ってもチタンの穂先。
「コンポジットチタニウムソリッドトップ(CTS)」と呼ばれる超高感度で、見やすいオレンジ色のトップを搭載しています。
形状記憶チタン合金トップの超柔軟な穂先は、底の形状やタコの触りも敏感にキャッチしてくれる抜群の高感度。
底の障害物か、それともタコの触りか、の判別も付きやすくなっています。
アタリの判別が付きやすければ、それだけメリットも増えます。
特に、根掛かりの多いポイントなどでは、仕かけのロストなども回避しやすいので、結果的にお財布にも優しくなりますね!
また、柔軟な穂先は、タコが乗ればスムーズに追従していってくれるので、タコに違和感を与えずにしっかりと仕かけを抱き込ませることができます。
このロッド、アルファタックルのフィールドスタッフ・和田勝也氏に聞けば、「特にキャストして、広範囲を探る時に抜群!!」と言います。
穂先はチタンで高感度ながらも、ロッド自体は張りがあってキャストがしやすく、アンダーで投げる船のタコ釣りでも飛距離が出やすいとのこと。
ロングキャストができると言うことは、それだけ周りの人が狙っていないサラ場を狙えるというメリットがあります。
また、バーチカルに狙う場合と違って、キャストをすればラインは斜めになりますが、「竿を立てて小刻みなシェイクを入れるのが、とてもやりやすい」とか。
ロッド自体にパワーと張りがあるので、竿下、キャスト時、浅場、深場を問わずにアワセが効きやすく、大ダコでもしっかり掛けて底から引きはがすことができ、バラしにくいというメリットも生まれますね!
さらに、「深場を狙う時にも、しっかりとエギを動かしやすい」と和田氏は付け加えてくれました。
リールシートは、掌にフィットする扁平形状と自由度が高いスモールトリガーを設定しており、テクニカルな釣りで効果を発揮するオリジナルリールシートとなっています。
そして、ロッドエンドの長さも絶妙。
常に手持ちで誘うタコ釣りですが、誘い続けても腕に極力負担が掛かりにくいように、竿を構えて肘がロッドエンド付近に当たるようになっています。
エギを常に動かすために、竿をシャクリ続けるエギタコの釣りにおいては、軽さはもちろんですが、こういう所も縁の下の力持ち的で、嬉しいポイントですね。
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | メーカー希望小売価格(円)(税抜き) |
180ti LTD | 1.8 | 2(B) | 135.5 | 131 | 1.6 | 10.0 | 40-100 | 35,500 |
アルファソニック餌木タコ180ti LTD、キャストして広範囲をテンポよく攻めるには、イチオシのエギタコ専用ロッドです!!
アルファタックル公式「アルファソニック餌木タコ180ti LTD」詳細ページはこちら
アルファソニック 餌木タコ180
「アルファソニック餌木タコ180」は、柔軟なグラスソリッド穂先が装備されたエギタコ専用ロッド。
ハイフレックス・グラス・ソリッド(総糸巻きグラスソリッド)ティップは、グラスならではの、しなやかさと粘り強度で、抜群の先調子と目感度を実現しています。
特に注目なのは、その曲がり。
穂先がとても軟らかいので、曲がりしろが大きくて、目感度もバッチリ。タコが乗って重みが増すと、しっかりと曲がり込んで違和感を与えずに抱き込ませることができます。
和田氏は「タコが乗っても弾かないので、ジワッとしたアタリも感じやすく、オモリが底から浮きにくい。また、穂先が曲がって付いていくから、タコがエギを離しにくい。その分、抱いている時間が長いので、初心者でもアタリが分かりやすくなる」と言います。
また、曲がりしろが大きいということは、大きく誘っても竿がアクションを吸収してくれて、仕かけが底から浮きにくくなるというメリットも。
特に、竿下の釣りでは初心者にありがちな、つい竿を大きく動かしてオモリが浮いてしまうということも軽減。小刻みなシェイクなどの、ソフトにフワフワとした誘いに慣れていなくても、仕かけを底から離さずに誘い続けることが容易です。
また、チタンモデルと比べると軽いので、手持ちで1日誘い続けても持ち重りせずに釣りが楽しめますよ。
バットのパワーも十分で、キロクラスの大型や良型でも十分に対応できます。
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン(%) | グラス(%) | メーカー希望小売価格(円)(税抜き) |
180 | 1.8 | 2(B) | 135 | 110 | 1.5 | 12.0 | 40-100 | 90 | 10 | 30,000 |
アルファソニック餌木タコ180、初心者からベテランまで対応してくれるオールラウンドタイプのエギタコ専用竿です。
アルファタックル公式「アルファソニック餌木タコ180」詳細ページはこちら
海人 明石タコ、同餌木タコ
「海人 明石タコ」は、タコ釣りの本場・兵庫県明石海峡の釣りに特化したタコ釣り専用竿。
ほどよく張りを持たせたティップと、170cmのショートレングスが高い操作性を生み出ます。また、大型のタコを底から引き剥がすためにバットパワーも強くなっています。
従来のタコテンヤだけでなく、人気のタコエギのどちらの釣法にも対応できるのも嬉しいですね。
「海人 餌木タコ」は、海底からエギを離さずに躍らせ、タコの触りをリアルに感じ取るために、やや長めのグラスソリッドを用いた柔軟穂先を搭載しています。
バットパワーも併せ持っており、大型のタコにもバッチリ対応できるので安心ですね。
エギタコ釣法モデルですが、もちろんテンヤ釣りにも対応できますよ。
ラインナップは、明石タコが170の1モデルで、餌木タコが165と185の2モデル。調子は全て82調子となっています。
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン(%) | グラス(%) | メーカー希望小売価格(円)(税抜き) |
明石タコ170 | 1.70 | 2(B) | 125.0 | 185 | 1.9 | 13.5 | 40-120 | 40 | 60 | 22,000 |
餌木タコ165 | 1.65 | 2(B) | 121.0 | 160 | 1.5 | 12.3 | 40-120 | – | – | 22,000 |
餌木タコ185 | 1.85 | 2(B) | 141.0 | 175 | 1.7 | 13.5 | 40-120 | 45 | 55 | 22,000 |
※継数:2(B) : バット前ジョイント2ピース
アルファタックル公式「海人 明石タコ、同餌木タコ」詳細ページはこちら
以上がアルファタックルのオススメ船タコロッドです。
今シーズンは、従来のグラス穂先にチタン穂先がラインナップに加わり、自分の釣りスタイルに合わせたロッド選択で、今まで以上に船タコ釣りが楽しくなりそうですね!!